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隣の屋根と我が家の屋根がくっついている

最終更新日：2015-06-09

ホームプロに寄せられた「屋根」に関するリフォーム相談の中から、『隣の屋根と我が家の屋根がくっついている』の質問と回答をご紹介します。

現在、お隣の屋根とこちらの屋根がくっついている状態です。今のところどちらの家が傾いてるか解らないのですが…最悪家が傾いてるって事は有り得るのでしょうか？？その場合は建て直したほうがよいのでしょうか？？ちなみに築21年です。現在、リフォームを検討中なのですが…

今回の屋根の傾きはご自宅かお隣かがわかりませんので、まずは自宅の傾きをお調べくださいますようお願い申し上げます。
屋根がくっついてるのはいつ頃からでしょうか。新築のころからでしょうか。それとも、最近のことでしょうか。時期によって要因は違いますが、今回は期間がたった場合に屋根が引っ付いたと想定してご回答をさしあげます。屋根がくっついている要因として考えられるのは二つあります。
（1）建物が傾いている場合
（2）瓦がずれている場合
どちらも簡単に判断できます。

【建物が傾いているかどうかを判断する方法】
建物が傾いてるかどうかは、3メーターくらいのたこ紐に200グラムくらいの重石を建物のコーナーにぶら下げて下さい。
それで、3メーター上部と下部の建物からの垂直のたこ紐の距離を測れば傾きが分かります。上下同じ寸法であれば傾きはありません。差が生じていればその差が傾き寸法です。適当な重石が無ければ500ml位のペットボトルに水を入れたこ紐を通して下さい。充分重石になります。傾いていても、工事により傾きを修正することも可能です。もし、傾いていても、直に建替えが必要かどうかは文面だけで判断できません。構造上の検討は、やはり耐震診断が必要です。最寄の行政窓口にも耐震診断の支援をしているところもありますので、お問い合わせ下さい。

【瓦がずれている場合】
下から屋根をみて、出ている瓦の列が直線ではなく、ずれているようであれば瓦がずれています。（わかりにくい場合新築の家の屋根とご自宅の屋根を比べられるとわかりやすいです）。修理方法としてはご自身で屋根に登って瓦をもとの位置に戻すことができますが非常に危険が伴いますので一度専門業者依頼にご相談ください。

屋根／築20年以上

（2002.01.27）

※法律問題や税務問題は、事実関係の違いによって結論が異なる場合があります。また、同一の事実関係であっても異なった結論が出る場合も多くあります。「リフォーム相談室Ｑ＆Ａ集」で示しております回答は一般的な回答にとどまるものであり、具体的な問題についての責任ある回答を示すものではないことにご注意ください。具体的な事案につきましては、必ず弁護士や税理士などの専門家に相談されることをお勧めいたします。

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