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玄関等に屋根を付けたいが、建ぺい率で問題ありますか？

最終更新日：2015-06-09

ホームプロに寄せられた「屋根」に関するリフォーム相談の中から、『玄関等に屋根を付けたいが、建ぺい率で問題ありますか？』の質問と回答をご紹介します。

1991年築の持ち家（戸建）ですが、建ぺい率の関係で以下の3点の問題があります。
リフォームにいくらぐらいかかるかご教示頂きたいと考えます。

玄関の屋根がないので取り付けたい。なお玄関ドアが小さいため玄関屋根の幅は1.5間から2間位と思われます。
ベランダの屋根がないので取り付けたい（3Ｆ部分）。
出来れば物干し竿を掛ける部品も。
ベランダ幅は3間から4間くらいと思われます。
階段が急勾配で、足を踏む奥行きが狭いため奥行きを広げたい（1Ｆから2Ｆと2Ｆから3Ｆへの階段対象段数は12位）。

たぶん通常の方法では無理だと思いますので、半分づつ互い違いにすれば解決出来ると考えています。なお、階段は鉄に絨毯を貼り付けてある状態です。

建築基準法の関係よりリフォーム可能かどうか建築の専門家に確認を取りましたので、ぜひご参考になさってください。

1と2に付きまして、外壁からはねだし状の庇やバルコニーの先端から1メートル以下の部分は建築面積に算定されません。
これは、あくまではねだし形状の場合です。
先端にバルコニーを支える柱を設けると柱と外壁までの面積は建築面積に参入されます。

但し、お住まいの地域によって、建築可能な建蔽率などが異なりますので、詳しくは市役所の建築課の窓口でご相談されることをお勧めします。

3．に付いては互い違いに階段の踏面を出すのは有効です。

また、リフォームにどれぐらいの費用がかかるか、というご質問ですが建物の形状などにより工法など異りますので、現場確認が必要になります。
一概にどれぐらいかかるかお返事できませんのでご了承くださいませ。

屋根／バルコニー／階段

（2001.11.12）

※法律問題や税務問題は、事実関係の違いによって結論が異なる場合があります。また、同一の事実関係であっても異なった結論が出る場合も多くあります。「リフォーム相談室Ｑ＆Ａ集」で示しております回答は一般的な回答にとどまるものであり、具体的な問題についての責任ある回答を示すものではないことにご注意ください。具体的な事案につきましては、必ず弁護士や税理士などの専門家に相談されることをお勧めいたします。

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