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カラーベストの寿命について

最終更新日：2015-06-10

カラーベストの寿命について

ホームプロに寄せられた「屋根」に関するリフォーム相談の中から、『カラーベストの寿命について』の質問と回答をご紹介します。

築10年、2×4、3階建て寄棟で屋根材は彩色セメント板葺（カラーベスト）を使用しています。飛び込みのリフォーム会社が来て、かなり痛みが激しいので葺き替えを勧めると言います。一応、ベランダから梯子を掛けて屋根を見ています（屋根には上がれないので見ただけ）。隅棟のカバーが浮き上がり気味な部分が認められます。

1．今使っている屋根材の寿命はそんな物なのでしょうか。
2．これから先、転居する予定は全くありません。屋根を長く持たせるにはどのようなメンテナンスが欠かせないのでしょうか。
3．現在の屋根材の寿命判断方法はありますか。
4．葺き替えるとした場合、どのような屋根材を使用するのが良いのでしょうか？

以上ご教示ください。よろしくお願いします。

1．カラーベストの場合、10年ですと環境にもよりますが、表面塗料の傷みが出てくることはありますが、材料そのものが傷むことは少ないように思います。浮き上がりが見うけられるとありますのは、施工上の問題で発生しているのではないでしょうか。

2．3．4．表面の塗装が傷んでも、割れたりして漏水しなければ、機能的に問題ないはずです。カラーベストは耐用年数も長いため、最近ではほとんどの屋根に使用されております。葺き替えにも最適な材料かと思われます。メンテナンスとしては、表面が傷んでいる場合、材料表面や水切り鉄板等の塗装替えをされると良いでしょう。

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（2004.05.17）

※法律問題や税務問題は、事実関係の違いによって結論が異なる場合があります。また、同一の事実関係であっても異なった結論が出る場合も多くあります。「リフォーム相談室Ｑ＆Ａ集」で示しております回答は一般的な回答にとどまるものであり、具体的な問題についての責任ある回答を示すものではないことにご注意ください。具体的な事案につきましては、必ず弁護士や税理士などの専門家に相談されることをお勧めいたします。