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前回は「和庭のリフォームその壱」として「主庭」について考えてみました。庭づくりって、木を植えたり燈篭を配置したりと大変だけど、なかなか楽しそうですね。では今回は、門から玄関までの「前庭」、家の中につくる「坪庭」について考えてみたいと思います。大きな庭はムリというご家庭では、こちらの方が気軽に造れるかもしれませんね。前庭や坪庭も基本は好みに合わせて自分らしく造ることが大切。好きな木々や添景物を配置して、情緒豊かな空間づくりにトライしてみましょう。
和のアプローチ イメージ
打ち水、手入れされた植木、整然と並ぶ石畳…。広い敷地の大邸宅だけでなく、町中の住宅でも「前庭」は昔から造られてきました。門から玄関までのほんの数メートルの距離でも、訪れる人の心を和ませる情緒豊かな空間がつくれます。
前庭づくりでまず大切なことは、外から直接玄関が見えないようにすることです。ただ、敷地のレイアウト上、門から玄関まで直線になる場合は、通路を曲線にして植木や燈篭を目隠しとして配置します。外から家の様子が見えないので防犯上安心なほか、住まいに奥行きを感じることができます。
2つめに大事なことは、歩きやすさです。主庭の歩く場所には飛び石を配置している場合もありますが、玄関アプローチではフラットな「延べ段」がいいと思います。近頃では、整然とした切石だけでなく自然石を混ぜて、モダンな石畳をデザインするのも流行りらしいですよ。そして、植栽は日当たりが悪くならず、圧迫感を感じないようにするため低木を植えていきます。
坪庭イメージ
和風旅館や和風レストランで、よく見かける坪庭は見ているだけで落ち着くものです。家の中に坪庭があれば、毎日どんなに心が和むことでしょう。坪庭というぐらいですから、1坪あれば、ゆとりのある庭をつくることはできるはずです。
もともと坪庭は「壷庭」とも書き、建物のすきまにできた空間という意味があったそうでう。京都の町家のように、間口が狭い敷地に採光や通風のためにつくられました。ですから、単に鑑賞用というよりも、採光や通風のために設けるのがいいかもしれません。
住まいの中で採光が必要な場所といって私がまず思いつくのは玄関です。最近の玄関は防犯上、頑丈で分厚い玄関ドアを採用することが多く、暗くなりがちです。玄関の正面に坪庭があると、入った瞬間、パッと視界が明るく開け、開放感を感じることができます。
浴室から見える坪庭の設置例
また、お風呂から眺められる位置に造るのもいいでしょうね。浴室の外側の敷地を竹垣で囲み、お気に入りの植栽を植え、白砂を敷くだけで立派な坪庭ができあがります。湯船につかりながら、鑑賞すると1日の疲れも吹っ飛んでいきそうです。玄関や浴室のリフォームと一緒に間取りを考えたいものです。
次に、坪庭づくりの注意点を調べてみました。
植栽は日当たりが悪くならないように、高い木は避けた方が無難。できれば土を敷いて本格的に木を植えたいですが、手軽に鉢植えを利用してもよいでしょう。そして添景物として、手水鉢、燈篭などを置くと風情豊かに演出できます。ただ、坪庭はスペースに限りがあり、飾りすぎるとゴチャゴチャした印象になるので、一木一草一石と、それぞれ1つずつの種類に限定しておきます。
また、ガーデンライトも用意しておきましょう。照明に照らされた木々や燈篭のシルエットは、疲れた気持ちをいやしてくれます。
そして、忘れてならないのが排水です。せっかく植木や下草を植え砂利を敷いてきれいに仕上げても、大雨が降れば水びたしになり庭がメチャメチャになってしまいます。配水管を建物の下に通さなければならない場合もあるので、専門業者に相談してみましょう。
2回にわたって、和庭のリフォームについて考えてみました。庭づくりに、少しは参考になれば、うれしいですね(終)。
【参考文献】
居心地のいい和風のくらしを楽しむ家(主婦と生活社)
和庭の美と景--住まいの中のやすらぎ(ニューハウス出版)
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