画像1
少し前までの日本の家屋は2間続きの和室をベースに設計するケースが少なくありませんでしたが、冠婚葬祭などで自宅に大勢の人が自宅に集まる機会が減少するなどに伴い、その広い空間の役割を失いつつあるケースが少なくありません。
今回はそんな和室2間を、それぞれ別の空間として使えるようにリォームしました。
床材は、無垢の杉板とお洒落なヘリ無し畳、柱などの木部はオイルステン仕上げ、ドアや引き戸はダークブラウンにしてモダン和風な仕上がりを目指しました。
画像2
芯壁の柱は塗装し、床は無垢の杉板、壁には棚も設置され、和風モダンな板の間が完成しました。
画像3
続き間の仕切りは、襖から、間仕切り壁&引き戸に変更され、それぞれの部屋の独立性を高めました。しかし、採光を考慮し、引き戸は大きめのスリットを入れた建具を選択していただきました。
Before1
リフォーム前の二間続きの和室
After1
手前が和室、奥側が板の間にリフォーム。部屋の仕切りは襖から間仕切り&引き戸にして、続き間としての機能も残しつつ、部屋ごとの独立性も高めました。
Before2
リフォーム前の和室と床の間。
After2
畳を縁無畳に変えて、壁・天井もリフォーム。床の間の壁は少し冒険してみたが、とてもファッショナブルな空間が完成しました。
上へ