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中古マンションのキッチンをリノベーションする際に注意したい6つのこと

最終更新日：2015-02-17

中古マンションを購入後、リノベーションするのが人気です。中でも特に力を入れる方が多いのがキッチン。キッチンリノベーションで注意しておきたいポイントをご紹介します。

・１.水回りの位置は排水口とのかねあいを考えて
・２．利用する冷蔵庫や収納庫のサイズをチェック
・３．アイランド型キッチンは換気扇のことを考えて
・４．収納スペースは余裕を持って確保する
・５．夏場に熱気がたまりにくい空調を考える
・６．予算の割り当ては「絶対に譲れないポイント」を明確にしてから

中古マンションを購入後、自分の好みの生活空間を一から自由に設計し手を入れるリノベーションが非常に人気です。

最近はリビング・ダイニング・キッチンを広く取った間取りの人気が非常に高く、この部分を中心にリノベーションを考えられる方が多くいらっしゃいます。

理想的なキッチンを手に入れるためのリノベーションをプランニングする際に注意しておきたい点をご紹介します。

１.水回りの位置は排水口とのかねあいを考えて

自由に設計ができると言っても、水回りの位置についてはある程度制限される場合があります。排水口の位置をしっかりと把握しておきましょう。排水口の位置以外にもリノベーションする際に必要となりますので、中古マンションの売買契約を締結する前に図面や仕様書などを要求することは欠かせません。

流し台から排水口までの距離はそれほど問題ではありませんが、途中の障害物や斜度によりシンクを設置できない場合がありますので、事前によく調べておきたいポイントです。

２．利用する冷蔵庫や収納庫のサイズをチェック

現在使っている冷蔵庫や家具をリノベーション後にも引き続き使い続ける場合には、そのサイズをしっかりと設計段階で考慮しておきましょう。
完成後にそれらを設置しようとしてスペースが足りなかったり、逆に隙間が大きく開いてしまったりというようなことがないようにしたいですね。
幅、奥行き、高さ、突起部分をしっかりと測り、設計前に伝えておきましょう。

３．アイランド型キッチンは換気扇のことを考えて

アイランド型キッチンは換気扇のことを考えて

食材調理の場所を独立させたアイランド型キッチンの人気が非常に高く、リノベーション時にこれを中心に考えられる方が多いのですが、換気扇の問題を考慮しなくてはいけません。
離れた場所に換気扇口を設置しなくてはいけませんので、どうしても換気扇が大掛かりになってしまう場合がありますし、換気量が少ないものであれば部屋中に臭いや油が飛んでしまいかねません。
この様な問題は実際に使ってみないとわからないものですので、ショールーム等を見学して本当に必要なのか、不便はないのかをイメージしてから検討したいものです。

４．収納スペースは余裕を持って確保する

キッチンリノベーションをする時の目的のひとつとして、食材や調理器具をシンプルに収納したいと考えられる方が多くいらっしゃいます。
しかし中途半端な収納スペースでは、またこれから増えていく物で溢れてしまう可能性があります。
将来のことを考えて、十二分な収納スペースを確保することが重要です。

５．夏場に熱気がたまりにくい空調を考える

キッチンは熱気がこもりやすい場所であるため、「夏場に風が通るかどうか」という点は考慮しておくべきです。キッチンが風の通り道にない場合、換気扇をつけて窓を開けていても熱気がたまってしまうことがあります。
普段から風の通り道になっている必要はなく、特定のドアを閉めればキッチンに風が流れるような間取りでも熱気を逃がすことができます。また、窓が一面にしか存在しない場合は、室内窓や間仕切りによって空気が流れやすくなります。

他にもリビング・ダイニング・キッチンを広く使う場合は、空調設備の能力が大きくないといけません。エアコンはリビングにひとつだけという場合が多いのですが、その場合、その1つのエアコンですべてを賄うほどの能力があるものを使わないといけません。

６．予算の割り当ては「絶対に譲れないポイント」を明確にしてから

予算の割り当ては「絶対に譲れないポイント」を明確にしてから

キッチンリノベーションは、比較的金額が高くなる傾向にあります。キッチンそのものを交換することが多く、「こういうキッチンが良い」という希望が多く出やすいためです。
このため全ての希望を叶えると予算オーバーとなる場合があるのですが、とりあえず希望をピックアップしてから、少しずつ削れる部分を削っていくと良いでしょう。とは言え、せっかく理想のキッチンを手に入れるチャンスなのに、すべて妥協してしまったのでは中途半端になってしまいます。
大切なのは、絶対に譲れないポイントはどこなのかを、事前に明確にしておくことです。

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