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築50年住宅のリフォーム(リノベーション)でよくある失敗とは?費用や注意点なども紹介!

  • 最終更新日:2023-11-09

築50年住宅のリフォーム(リノベーション)でよくある失敗とは?費用や注意点なども紹介!

築50年以上の住宅は、新築に比べると安く手に入れることができます。そのため、コストを抑えるために中古物件を購入してリノベーションしたいと思っている方も多いと思います。また既存の家を建て替えるのではなく、リノベーションして住み続けたいと考えている方もいらっしゃることでしょう。

しかし、リノベーションでライフスタイルに合った快適な住まいを手に入れるためには、あらかじめ起こり得る失敗について理解しておく必要があります。

今回は、築50年の物件をリノベーションする際に起こり得る失敗例とその対策について解説します。また、リフォームや建て替えとの違いや、リノベーション事例も紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

目次

1.リフォームとは?リノベーションや建て替えとの違いについて解説!

1-1.そもそもリフォームとは?

住宅における「リフォーム」とは、「改革」や「改善」といった意味の英語の「reform」が語源の和製英語で、老朽化した建物の性能を新築の状態に戻すことを目指す工事のことです。今ある建物の基礎となる部分を残して間取りを変更したり、劣化した部分を改修したりすることができます。

1-2.リフォームや建て替えとの違い

「リノベーション」は「刷新」を意味する英語の「renovation」が由来で、家やビル全体に大規模な工事を行い、間取りを変更したり、建物の性能を向上させたりすることです。たとえば、壁を撤去してリビングと隣接する部屋を融合し、1つの大きな空間することができます。また、住まいの断熱性や耐震性を高めることも可能です。

なお、内装を解体してゼロの状態から建物を作り直すことを、フルリノベーションといいます。築年数が長く基礎の部分を補強する必要がある場合、フルリノベーションを行うことで安心して暮らせる住まいを目指すことが可能です。

建て替えとは内装だけでなく、既存の建物をすべて取り壊して新たに建物を建設し直すことです。今の家を全部壊してゼロから新しい家を建てたい場合は、リノベーションではなく建て替えを行うことになります。

2.築50年の住宅をリフォーム(リノベーション)するメリットとは?

ここでは、築50年の住宅をリノベーションするメリットを紹介します。

2-1.今まで住んでいた場所の思い出を残すことができる

長年住み慣れた我が家は、家族の歴史を感じられる場所です。そのため、思い出をそのまま残したいと考えている人もいらっしゃることでしょう。既存の家をリノベーションすることで、思い出を残しつつ、今のライフスタイルに合った住まいづくりが可能です。

2-2.風情のある雰囲気を残せる

築50年以上の住居のほか、築100年ほどの古民家をリノベーションすることもできます。たとえば、昔ながらの風情のある建物の外観はそのままにしておき、最新の内装や住宅設備に取り替えることが可能です。

また、外観だけでなく室内も昔ながらの雰囲気を残すことが可能です。

2-3.建て替えが難しい立地でもリフォーム(リノベーション)は可能

築50年以上が経過して住まいの性能が低下し、住みにくい状態であるにもかかわらず建て替えできない場合があります。家を建て替えるには、建築基準法などの法的な問題や、道路付け(敷地のどの方角に道路が接しているか)の問題などをクリアしなければなりません。

しかし、リノベーションなら建て替える必要はないため、上述したような問題に関係なく、暮らしやすい住まいに変身させることができます。

2-4.新築よりも費用を抑えられる

既存の家をリノベーションする方が、新築に建て替えたり新築を購入したりするよりも安い費用で済む可能性が高いです。たとえば、中古の戸建てを購入してリノベーションすると、新築への建て替えや購入よりも費用を3割程度抑えられるケースが多いです。

築50年の住宅をリフォーム(リノベーション)するメリットまとめ

✓今まで住んでいた家の思い出とともに住み続けることが可能である。

✓昔ながらの風情のある外観を残しながら、内装だけを改装できる。

✓建て替えが難しい立地の住居でも、リノベーションして住み心地の良い住まいに変えられる。

✓新築や建て替えより安く済む可能性が高い。

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3.築50年住宅のリフォーム(リノベーション)の失敗例とその対策を紹介!

築50年の住まいをリノベーションする際に、生じる可能性のある失敗を紹介します。また、対策も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

3-1.家の状態によっては建て替えた方が良い場合も

築古物件を一定のお金をかけてリノベーションすれば、新築に近いレベルの住まいを目指せます。しかし、家の状態によってはリノベーションよりも、建て替えの方が安く済む場合があります。

3-2.リフォーム会社に相談する

骨格がまだしっかりしている場合は、傷んでいる部分の補修や住宅設備の取り替え程度で済む可能性があります。しかし、建物の土台や柱、梁など構造に関わる部分が傷んでいたり、シロアリ被害が出ていたりする場合は、思い切って建て替えたほうが良いでしょう。

ただし、一般の方では判断が難しいので、リフォーム会社に相談するのがおすすめです。リノベーションと建て替えのどちらが良いのか、専門家に判断してもらいましょう。

3-3.購入した中古住宅のメンテナンスに多額の費用が必要な場合がある

中古住宅を購入してリノベーションする場合、家の状態が悪ければ、あとでメンテナンスに多額の費用がかかってしまうこともあります。

3-4.購入前に住宅診断を受ける

キレイで良い状態に見える家でも、住宅性能まで良い状態であるとは限りません。耐震や換気システムといった基本性能に問題がある場合、性能を向上させるための工事が必要となってしまいます。

そのため、中古物件を購入する前に住宅診断を受けるのがおすすめです。プロに物件の状態を確認してもらい、リノベーションに必要な費用を見積もってもらいましょう。

築50年の住宅のリフォーム判断基準まとめ

✓リフォーム会社に相談し、リノベーションすべきか建て替えるべきかを決めると良い。

✓中古物件を購入する際は、基本性能など家の内部の状態を確認するため、住宅診断を受けよう。

4.築50年の住宅をリフォーム(リノベーション)するポイントとは?

築50年の住宅をリノベーションする際のポイントを紹介します。

4-1.防災面

築古の住宅をリノベーションする際は、特に耐震性の確認が重要です。耐震性の確認は一般の方には難しいので、専門家やリフォーム会社に診断してもらうのが良いでしょう。

なお、多くの市区町村が1981年以前の旧耐震基準で建てられた住宅に対して、耐震診断に関する補助制度を実施しています。こちらを利用すれば、実質的な負担なしで診断してもらうことが可能です。

耐震補強が必要な場合は、耐震リフォームのための費用の一部を補助してくれる自治体もあります。補助金制度に関しては、「耐震診断の必要性と費用・利用できる補助金制度について」で詳しく紹介しています。

4-2.断熱性、気密性

築50年以上の住居の場合、断熱性や気密性が低下していることがあります。断熱性・気密性に問題があると、夏は暑く冬は寒い住まいとなり、冷暖房費がかかってしまいます。また、温度差が原因で結露が生じ、カビやダニが発生してしまうこともあるでしょう。

そのため、プロに住まいの断熱性や気密性の状態を確認してもらい、問題がある場合はリノベーション時に性能を高める施工を行ってもらいましょう。断熱材を厚く敷き詰め、窓を二重サッシや複層ガラスなどに取り替えることで、断熱性や気密性が高まります。

断熱性・気密性を向上させるには、ある程度の費用はかかりますが、その分生活の快適度が上がり年間の光熱費の削減にもつながります。

4-3.配管・配線

水道や下水の配管も年月の経過とともに傷んだり、流れが悪くなっていたりすることがあります。放置しておくと水漏れする可能性があり、建物の寿命を短縮させることにつながりますので、リフォーム時に取り替えるのがおすすめです。

最近は昔よりも電力消費量の多い家電製品が増えました。もし電気配線が古い状態で電気消費量が増加すると、最悪の場合火災が発生する恐れがあります。電気配線が古い場合はリノベーション時に配線を新しくして、住まいの安全性を高めるようにしましょう。

4-4.建築確認の申請について確認する

木造3階建てや鉄骨2階建ての中古住宅の大規模なリノベーションを行う場合、建築確認の申請が必要です。また、増築する場合も建築確認の申請をしなければなりません。

一般的には、リフォーム会社が代理で建築確認の申請を行ってくれますが、念のためにご自身でも内容を理解しておくとともに、リフォーム会社に確認しておくと良いでしょう。

築50年の住宅をリフォームするポイントまとめ

✓防災面…耐震診断を受けて問題がある場合は耐震補強を行う。

✓断熱性、気密性…断熱材の利用や窓の二重サッシ、複層ガラスへの変更で生活の快適度を上げる。

✓配管・配線…リノベーションを行う際に新しいものに取り替える。

✓建築確認の申請…大規模なリノベーションや増築をする場合、リフォーム会社に確認する。

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5.築50年住宅のリフォーム(リノベーション)に必要な費用を事例で紹介!

築50年住宅のリノベーション費用を、事例をもとにご紹介します。築古物件の場合、もとの家の状態やリフォームの内容によって費用は大きく変わります。そのため、以下はあくまで目安費用として参考にとどめてください。

5-1.築80年の趣を活かしながら快適な住まいに

✓費用:900万円台前半

✓工期:70日間

✓築年数:80年

住みたいエリア内に築80年の和風平屋住宅を購入し、リノベーションした事例です。梁を補強したほか、断熱材を入れました。また、間取り変更は最小限に抑えています。広縁や和室などはそのまま残して、水まわりを中心に改修することで、和の雰囲気と最新設備が融合する味わい深い家になりました。

Before:少し古いデザインのキッチンでした。

After:壁を撤去して広々とした明るいLDKになりました。

5-2.古くて暗いキッチンが、明るく広々とした空間に

✓費用:1000万円

✓工期:2ヶ月

✓築年数:50年以上

築50年以上の平屋を全面的に改装した事例です。リビングや水まわり、屋根などをリノベーションして耐震補強も行い、思い出のある和室は残すことにしました。

Before:古くて暗い雰囲気のキッチンでした。

After:リビングにいる人たちともコミュニケーションしやすい、キレイで明るいキッチンに生まれ変わりました。

5-3.古民家を和モダンな家にリノベーション

✓費用:930万円

✓工期:3ヶ月

✓築年数:約50年

築約50年の古民家をリノベーションしました。外壁や玄関、浴室を改装しています。また、窓のサッシを交換するなど、住まいの断熱性能を向上させる工事も行いました。

Before:古い玄関でした。

After:洋風の扉と和風な外観とが調和する、おしゃれな仕上がりとなっています。

6.築50年の住宅をリフォーム(リノベーション)してキレイな住まいを手に入れよう!

本記事では、築50年の住居のリノベーションについて詳しく解説しました。築50年以上の物件でもリノベーションすることで、新築のように生まれ変わらせることができます。また、築古の趣を保ちながら、和の雰囲気のある家へと改修することも可能です。

築年数の古い住まいをリノベーションする場合は、失敗しないためにも、事前に住居の内部や性能をリフォーム会社に確認してもらう必要があります。しかし、ネットなどを使って信頼できそうな会社を探すのは、大変だと感じている方もいらっしゃることでしょう。そのような方は、ホームプロを利用するのがおすすめです。

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