［1］住まいを快適に保つ「窓の断熱・結露防止機能」

住まいは、開口部を閉めきっていても壁や屋根、床、ドアなどさまざまなところから熱気や冷気が出入りします。

中でも窓から出入りする熱がもっとも多く、夏は日射しなどで窓から入ってくる熱は53％にもなるそうです。窓の断熱性を高めることは、熱の出入りを遮り、快適な室温を保つのに欠かせません。

 住まいを快適に保つ「窓の断熱・結露防止機能」

［2］二重窓（内窓）で断熱・防音効果アップ

二重窓（内窓）とは、今ある窓に室内側からもう一つ窓を取り付け、窓を二重にすること。

窓を二重にするメリットは色々ありますが、その一つが断熱効果です。窓を二重にすると既存の窓と新しい窓の間に空気の層ができます。空気は熱を伝えにくいので、優れた断熱効果を発揮するのです。

 二重窓（内窓）で断熱・防音効果アップ

［3］断熱効果がアップする「複層ガラス（ペアガラス）」

複層ガラス（ペアガラス）とは、一般的にはガラスを二重にして間に空気の層を入れたものですが、ガラスを三重にして間の空気を二重にした「三重ガラス」や、低放射特殊金属膜をコーティングしたものなどがあります。

既存のサッシにそのまま取り付けられるものもありますが、サッシの入れ替えが必要なケースもあるので、専門のリフォーム会社に相談して確実に取り付けてもらいましょう。

 断熱効果がアップする「複層ガラス（ペアガラス）」

ホームプロには、日々新しいリフォーム事例が追加されています。
その総数は20,000件以上。

今回は、『窓・サッシ』の省エネリフォーム事例をご紹介します。
費用がどのくらいかかるのか、住んでみての感想など、ぜひ参考にしてください。

より機能性の高いペアガラスでランニングコストも抑える

対象：窓・サッシ　／　金額：45万円

夏場の紫外線による室内温度の上昇と、冬場の暖房効率を考え、普通のペアガラスからLOW−Eガス入りペアガラスに入れ替えました。住宅の熱の逃げる部位で一番は、床・壁・天井でなく窓ガラスです。老後の生活のランニングコストを抑えるにも大切な部分だと思いご提案しました。

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既存の枠色に合わせた内窓を設置

対象：窓・サッシ　／　金額：90万円

既存の枠に合わせた色の樹脂内窓（Low-e複層）を設置しました。単板・複層・Low-e複層ガラスそれぞれの同じ条件で断熱性を比べられる簡易実験装置等も使いながら、体感して頂いて選んで頂きました。家の全ての窓、計13箇所に設置させていただきました。

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窓の省エネリフォームをするなら確認しておきたいのが、『復興支援・住宅エコポイント』。

「窓の断熱改修工事」はエコポイントの対象なので、リフォームするならポイント対象になるかチェックしたいですね。

ちなみに今年の5月から予約制度が始まり、ポイントの発行申請をする前に予約申込みが必要になりました。それが済んでいないとポイント発行の申請もできませんので、利用をお考えの方はぜひもう一度、申請までの流れを確認しておきましょう。

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